WWEは10月30日(日本時間同31日)、全日本に参戦した元NWA会長ボブ・ガイゲルさんが、同日に米カンザスシティーの介護施設で亡くなったと発表した。

 長くアルツハイマー病を患っていた。90歳だった。50年にデビューすると、AWA世界タッグ王座をはじめ、各地でタイトルを獲得。58年からはプロモーターとしても活躍した。76年に引退し、78年から87年にかけてNWAの会長を務めた。NWAメンバーの馬場とも友好関係にあり、74年1月に初来日していた。(デーブ・レイブル通信員)