メインイベント(第7試合)でNEW BLOODタッグ王座戦が行われ、王者組「さくらら」のさくらあや&玖麗さやかと、挑戦者組「めに☆まに」の古沢稀杏&梨杏が対戦した。

ケガからの復帰戦となった玖麗が相手2人にまとめてスピアーを突き刺し、さくらも得意のキックで躍動するなど、王者組が試合を優位に進める場面もあった。だが、めに☆まには稀杏が徹底してアンクルホールドで玖麗の足を痛めつけ、さらに梨杏もさくらをスリーパーでギブアップ寸前まで追い込むなど奮闘。最後は稀杏&梨杏が2人でファッキュースタナーをさくらに浴びせ、16分32秒、梨杏がはなぐるまでさくらを押さえ込んだ。

めに☆まにが第6代王者組に輝き、さくららは3度目の防衛に失敗。殊勲の梨杏は「私は令和5年組の中でもデビューが一番遅くて、ベルトも巻くのが一番遅かったんですけど、今こうやってベルトを巻くことができて本当にうれしいです!」と歓喜を爆発させ、稀杏も「令和7年組の中で一番最後にデビューしたのですが、私が令和7年組の中で一番最初にベルトを獲りました!」と胸を張った。

敗れたさくららの玖麗は、リング上で「さくららから獲ったんだから、私たちよりもさらにこのNEW BLOODを盛り上げてください!」と新王者組にベルトを託した。

一方、セコンドから2人の初戴冠(たいかん)を見届けた伊藤は、リング上で「2人を信じてよかった。本当に誇らしい」と涙ぐみつつ、「NEW BLOODタッグ獲ったらさ、伊藤リスペクト軍団を公式化するって言ってくれてたでしょ? でもなんか、伊藤は偉そうに2人を見てたら、なんだか悲しい気持ちになってきたの。なんか伊藤も結果を出したいと思ったの! 3人で伊藤リスペクト軍団だから、3人で結果を出したいと思ったの! そして、3人で結果を出して、会社に公式化の話を持ち出すのはどうかな?」と提案し、会場の喝采を浴びた。

そんなハッピーエンドの後、バックステージでは11月1日開幕の「第16回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ~」を巡り、予想外の展開が待ち受けていた。

まず梨杏が「タッグリーグ、なつぽいさんと出ようと思ってます」とまさかの指名。なつぽいと安納サオリが登場し、安納から「なつみにとって最後のタッグリーグやで。そのパートナーになれる覚悟はあるん?」と問われた梨杏は、まっすぐ安納を見て「出たいです!」と即答。すると、なつぽいも「サオリとのタッグは私の最後の最後まで絶対に大切にする。だからタッグリーグ、梨杏と組みたい。私が最後に伝えられること、梨杏に全部伝えるから」と梨杏の願いを快諾し、伊藤に「梨杏、借りるね」と告げて去っていった。

さらに稀杏も「私も組みたい面白い相手見つけました!」と、伊藤からタッグリーグのパートナーに勧誘されて悩んでいた虎龍清花を呼び込み、「(虎龍は)伊藤リスペクト軍団、もう入りたい感じ出してきてるんで、タッグリーグ一緒にやっていきましょう!」と無理やりタッグを結成してしまった。

伊藤は第3試合で山下りなと「Mi Vidaリスペクト軍団」を結成したものの、2人にリボンを返上されて1人ぼっちとなってしまっていたが、伊藤リスペクト軍団の正式メンバー2人にも置き去りにされてしまった。

伊藤は「私って友達がいないから、タッグリーグは欠場することにする! バチが当たった!」と号泣。そこへ偶然通りかかったNEO GENESIS(ネオジェネシス)のスターライト・キッドが「『組む人いねえのダッセー』とか言ってたの、完全ブーメランじゃん!」と笑いながら、「私、組んであげよっか?」とまさかの逆ラブコールを送った。

最初は「お前そんなこと言って組む人いないんだろ!」と強がっていた伊藤だったが、キッドから「私とだったら稼げるかもよ? 入場10割、グッズ10割」とささやかれると態度がひょう変。「キッドさん、お願いします! キッド様! よし、グッズ作りますか!」と頭を下げ、キッドも応じて異色のタッグ結成が電撃決定した。タッグリーグへ向け、新王者組誕生の余韻を吹き飛ばす、波乱の幕切れとなった。