大相撲のジョージア出身の小結栃ノ心(28=春日野)が31日、都内で昨年6月に結婚した幼なじみのニノ夫人(28)と結婚披露宴を行い、約300人から祝福された。母国ジョージアからは2人の両親や家族、友人らも駆けつけた。

 ニノ夫人は白無垢(むく)姿で挙式し、披露宴には色打掛で登場。お色直しではウエディングドレスに変身した。栃ノ心は「白無垢(むく)も良かったですが、ドレス姿になるとまた変わる。きれいだなと思いました」とほれ直した様子で「これからは奥さんのためにも頑張って、気合入れて稽古したい」と誓った。

 師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「栃ノ心は、ニノの支えのもと、さらに上位を目指して稽古に精進してくれると確信しています。万国共通、夫婦で力を合わせて頑張ってくれることでしょう」と謝辞を述べた。