大相撲の人気力士で東十両6枚目の遠藤(25=追手風)が10日、春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)への出場を表明した。大阪・堺市内の部屋宿舎で稽古後、出場について「(初場所前の)1月とかに比べると、久しぶりに相撲を取っているという感じ。まだまだですけど、本場所の一番でさらに良くなっていけばいいかなと思います」と話した。

 朝稽古では新入幕の大翔丸(24)や出稽古に来た十両鏡桜(28=鏡山)らと14番を取り11勝3敗。師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は前夜に遠藤と話し合ったことを明かし「出られる体になったということ。先場所みたいなみっともない相撲を取らなくていいようになった。予定通り、うまくいっている」と話した。