大相撲初場所(14日初日・両国国技館)に向け、新年恒例の出羽海一門による連合稽古が3日、東京都墨田区の出羽海部屋で行われ、一門で最高位の大関豪栄道が今年最初の稽古を行った。

 豪栄道は13番全て関脇御嶽海を指名して10勝3敗。右差し、左前まわしからの速攻が光り「1年が始まるという感じ。優勝を目指してやっていきたい」と意気込んだ。御嶽海を相手に選んだことに「一門の関取も少なくなってきている。若い力士もどんどん活躍すればいいと思う」と大関の自覚をうかがわせた。

 4場所連続関脇で大関候補として期待される25歳の御嶽海は、10人を超える参加関取の中で最多の21番。「この地位で新年を迎えられる。わくわく、どきどきの1年。上を見据えながら頑張る」とさらなる飛躍を誓う。

 角界は昨年11月から元横綱日馬富士関の暴行事件に揺れている。若手の筆頭格は「自分たち力士がしっかりと責任を持ち、場所を盛り上げていきたい」と気持ちを引き締めた。