大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が11日、東京・墨田区の友綱部屋に出稽古した。初場所(14日初日、両国国技館)に向けて、前頭魁聖、十両旭秀鵬、山口を相手に計13番取って全勝だった。

 横綱審議委員会から取り口について苦言を呈されていたが、この日は立ち合いの張り手やかち上げはなかった。「前に出るとやっぱり、次にチャンスにつながっていく。流れというかね」と、手応えを感じた様子だった。