関脇同士の一番は、大関とりのかかる栃ノ心(30=春日野)が、逸ノ城(25=湊)を寄り切って無傷の8連勝と星を伸ばし、勝ち越しを決めた。逸ノ城は4勝4敗。

 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は前頭3枚目豊山(24=時津風)を寄り倒して7勝目を挙げた。

 初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭4枚目千代大龍(29=九重)を上手出し投げで下し7勝目。千代大龍は4勝4敗。

 大関豪栄道(32=境川)は、前頭3枚目大栄翔(24=追手風)に押し出され3勝5敗と苦しい星勘定となった。大栄翔は2勝7敗。

 8日目を終わって、勝ちっ放しは栃ノ心。1敗で鶴竜、白鵬、前頭11枚目千代の国(27=九重)の3人が追う展開となった。