大相撲の元大関照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が6月25日に都内の病院で両膝の手術を受けたことが30日、分かった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が明らかにした。

 名古屋場所出場については明言しなかったが、極めて難しい見通しだ。照ノ富士は左膝のけがのため、昨年11月の九州場所で大関から関脇に落ち、糖尿病も患って春場所から十両に転落した。夏場所では左膝負傷で4日目に休場し、11日目から再出場したものの9敗6休に終わった。幕内優勝経験者としては初の幕下転落となり、名古屋場所では東幕下6枚目まで番付を落とした。