新大関で臨んだ名古屋場所を右足親指負傷で途中休場した栃ノ心が7月31日、都内の春日野部屋で稽古を再開した。

 ゆっくりと四股を踏み、患部の感覚を確かめるように土俵の中を歩いた。腫れは引いてきており「力を入れるとまだ痛みはあるけど、少しずつ良くなってきた。稽古からやり直す」と明るい表情。夏巡業に8月中旬ごろの合流を目指しており「土俵入りだけでもできればいい。まずはけがを治すことだ」と意欲を示した。