御嶽海は千代大龍の鋭い立ち合いからの突きに一気に土俵際まで下がったが、右のおっつけで回り込んで体勢を立て直して押し出した。

何とか勝ちを拾い「危なかった。でも体が反応してくれた」とほっとした。大関昇進目安の三役で3場所33勝まで残り9勝と迫ったが「まだまだこれから」と気を引き締めた。