日本相撲協会は13日、1日に新型コロナウイルス感染が判明した山響部屋付きの小野川親方(元前頭北太樹)と尾上部屋付きの音羽山親方(元前頭天鎧鵬)と濃厚接触者の可能性があるとして、2部屋に所属する計28人の力士が春場所を全休すると発表した。富士ケ根親方(元小結大善)と武隈親方(元大関豪栄道)の大阪出身の両親方も全休。芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、両親方は公式ユーチューブチャンネルで、陽性と診断された親方2人と共演していた。

また、感染した2人の親方は各部屋の稽古場にてまわし姿で力士に胸を出すなどして指導していたという。小野川親方らと同じ社会貢献部に所属していた15人の親方衆は検査で陰性だったものの、経過観察として4日目の17日まで休場する。