かど番の大関貴景勝(25=常盤山)は初日から苦しい3連敗となった。

小結逸ノ城を相手に、この日は頭から当たらずもろ手突きを選択した。押し込めずに1度距離を取ると、再び当たって四つに組んだ。不得意な形ながら前に出たが、土俵際で上手投げを食らった。

立ち合いで、もろ手突きを選択したことについては「しっかりまわし取られないように。そういうつもりでいきました」と説明した。

本来の圧力を発揮できない状況に「(圧力が)負けてるということはそうですね。一生懸命やって負けたら弱いだけだし、もちろん勝てるように日々やってますけど、そう簡単にいかない。今日もしっかり準備してきたが、明日も準備するだけ」と切り替えに努めた。

☆貴景勝を破って初日を出した逸ノ城 内容はあまり良くなかったけど、白星がついたので切り替えていきたい。ここから勝ち越しを狙いたい。