東洋大は25日、大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)を新十両で迎える相撲部出身の朝乃若(26=高砂)に化粧まわしを贈呈したと発表した。

化粧まわしのデザインはスクールカラーの鉄紺を基調としており、金色の刺しゅうで校章があしらわれている。朝乃若によると、化粧まわしは東洋大から贈られるものを含めて3本の予定。

朝乃若は東幕下筆頭だった秋場所で5勝を挙げ、昇進を決定づけた。18年春場所が初土俵。入門から1年ほどは椎間板ヘルニアを患って出遅れたが、乗り越えて関取の座を射止めた。

1995年度生まれで、大学では競泳女子の大橋悠依(イトマン東進)や陸上男子の桐生祥秀(日本生命)らと同期だった。

22日に東京都文京区の同大での贈呈式に出席。「来場所からは憧れだった東洋大学の化粧まわしを締めての場所になる。たくさんの方に応援していただけるような相撲を取っていきたい」とコメントした。