新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反し、夏場所から3場所連続出場停止中だった西幕下47枚目竜電(31=高田川)が、西幕下48枚目漣(21=伊勢ノ海)を上手投げで下して、復帰場所で初日を挙げた。

立ち合いすぐに左前みつを探ってから差し、右上手を取って盤石な体勢。すぐには勝負を決めにいかず、様子をうかがうようにして上手投げを決めた。

竜電は昨年3月から今年1月までに、夫人とは別の女性と合計25回の逢瀬(おうせ)を繰り返し、不要不急の外出だったとして出場停止処分を受けていた。幕内から幕下まで番付を落としての再出発。取組後は取材に応じなかった。