11月14日に誕生日を迎えた幕内力士2人が、ともに白星を飾った。

27歳の誕生日だった西前頭2枚目隆の勝(常盤山)は、関脇明生を破った。2年前の19年九州場所に続く“バースデー白星”となり「初日に誕生日で勝てたので自信を持っていきたい」と弾みをつけた。

33歳となった東前頭10枚目千代大龍(九重)は、英乃海を引き落とした。取組後のリモート取材では「勝てたらいいなと思っていた」と笑顔だった。日体大から角界に飛び込んで今年で丸10年。「入門したときは何歳までできるか考えてなかった。自分の力がどこまでいくのか楽しみがあった。若いときはガムシャラだったが、今は基礎や日々のストレッチを大事にやっている」と話した。