日本大相撲トーナメント主催者のフジテレビが5日、東京・両国国技館で6日に予定していた同トーナメントの開催を中止することを発表した。

フジテレビは中止の理由について「新型コロナウイルス感染拡大に伴い、横綱・大関を含めた出場力士の欠場(幕内29人、十両15人)が確認され、関係各位と慎重に検討しました結果」などと説明した。

1月29日と30日に両国国技館で行われた断髪式に参加した新大関の御嶽海が、同31日に新型コロナウイルスの感染が判明した。それを受けて日本相撲協会は、断髪式に参加するなどしていた協会員らを対象にPCR検査を実施。4日に横綱照ノ富士や大関貴景勝、春日野親方(元関脇栃乃和歌)ら、協会員17人の陽性が判明するなどしていた。