大相撲春場所で勝ち越しを果たし、夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)で三役復帰が濃厚の大栄翔(28=追手風)が23日、日大大学院を3月中に修了していたことを明かした。

この日は、両国国技館の相撲教習所で行われた合同稽古に参加。21日から行われている合同稽古に3日連続で参加し、関取衆らによる申し合い稽古で連日汗を流している。

大栄翔によると、大学院の修了式は3月の春場所中だったため参加できなかったが、学位記や修了証書は送ってもらったという。

20年4月に通い始め、同族経営に関する「ファミリービジネス」を専攻。「やっぱり相撲界だけじゃなくて、いろんな業界でいろいろ決まりとか代々継承されていくものがあると思う。そういうものの大切さや教えを守ることの重要さなどですね」と得た物は多かった。

無事に修了することができ「よかったなと。より一層、相撲に集中していきたいと思います」と意気込みを口にした。