大関正代が碧山を押し出し、7連勝で勝ち越し、4度目のかど番も脱出した。まわしにこだわらず、下からの攻め。土俵際ではたかれて際どい勝負となったが、碧山の右かかとが先に踏み越していた。

初日から3連敗で序盤戦1勝4敗と大ピンチだったが、中盤以降の巻き返しに成功した。

大関貴景勝は錦木を力強い相撲で押し出し、3敗を守った。

横綱照ノ富士は関脇大栄翔を圧倒して押し出し、2桁10勝目で2敗を守った。西前頭2枚目の逸ノ城も2敗を守った。

【写真特集】照ノ富士-大栄翔、翔猿-逸ノ城ほか 東大出身の須山が勝ち越し/名古屋場所12日目