横綱照ノ富士が、先場所初優勝の逸ノ城を寄り切りで下し、4勝3敗と白星を先行させた。3連敗なら21年秋場所で横綱昇進後初めてだったが、阻止した。8日目は平幕の錦木と対戦。今場所はここまで3個の金星を配給しているだけに、横綱としてもう負けられない状況が続く。

前日6日目に総崩れとなった大関陣は、貴景勝が何とか2日連続の総崩れを防いだ。大関陣で1番目に土俵に上がったかど番の御嶽海は、小結霧馬山に寄り切りで敗れて3勝4敗と黒星先行。次に上がった正代も、錦木に寄り切りで負けて6連敗で1勝6敗となった。2日連続で大関総崩れの危機だったが、大関陣最後に土俵に上がった貴景勝が宇良を下して2敗をキープした。

西前頭8枚目北勝富士は、隆の勝を押し出しで下して自身初の初日から7連勝。関取最年長の東前頭3枚目は、関脇若隆景に突き落としで負けて今場所初黒星を喫し、全勝は北勝富士だけとなった。


7日目の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。


大相撲秋場所 全取組結果


幕内


千代丸(2勝4敗)●寄り切り○平戸海(4勝3敗)

☆平戸海 きょうはしっかり自分の組み合った相撲ができた。ここから切り替えてしっかりいきたい。(負けが続いたときは)勝った相撲を見て、モチベーションを高めていました。今場所勝っているときは良い相撲を取れているので、しっかりいきたいです。

千代丸(左)を寄り切りで破る平戸海(撮影・中島郁夫)
千代丸(左)を寄り切りで破る平戸海(撮影・中島郁夫)

照強(3勝4敗)○寄り倒し●水戸龍(3勝4敗)

★水戸龍 結構余裕はあったんですけど、振ってから上手を投げようと思ったときに、左膝が危なかったですね。(敗れたが明日以降への意気込みは)いつもどおりです。相変わらずです。必死です。

水戸龍(左)を寄り倒しで破る照強(撮影・中島郁夫)
水戸龍(左)を寄り倒しで破る照強(撮影・中島郁夫)
水戸龍)下)を寄り倒しで破る照強(撮影・野上伸悟)
水戸龍)下)を寄り倒しで破る照強(撮影・野上伸悟)

一山本(4勝3敗)●寄り切り○千代翔馬(5勝2敗)
一山本(左)を寄り切りで破る千代翔馬(撮影・中島郁夫)
一山本(左)を寄り切りで破る千代翔馬(撮影・中島郁夫)

剣翔(1勝6敗)●上手出し投げ○竜電(3勝4敗)
剣翔(左)を上手出し投げで破る竜電(撮影・中島郁夫)
剣翔(左)を上手出し投げで破る竜電(撮影・中島郁夫)

豊山(2勝5敗)○送り出し●千代大龍(1勝6敗)
千代大龍(右)を送り出しで破る豊山(撮影・中島郁夫)
千代大龍(右)を送り出しで破る豊山(撮影・中島郁夫)

琴勝峰(4勝3敗)○押し出し●王鵬(5勝2敗)

☆琴勝峰 立ち合いでしっかり当たれて自分の流れで取れました。(王鵬は埼玉栄高の同期も)なるべく気にしないで自分がどういくかに集中したいなと。

王鵬(右)を押し出しで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)
王鵬(右)を押し出しで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)

錦富士(5勝2敗)○寄り切り●隠岐の海(3勝4敗)
隠岐の海(左)を寄り切りで破る錦富士(撮影・中島郁夫)
隠岐の海(左)を寄り切りで破る錦富士(撮影・中島郁夫)

妙義龍(4勝3敗)●寄り切り○琴恵光(3勝4敗)

☆琴恵光 最後まで落ち着いて取ることができた。立ち合いから先手を取ろうと思っていたので、工夫していった立ち合いがうまくいった。

妙義龍(左)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・中島郁夫)
妙義龍(左)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・中島郁夫)

隆の勝(4勝3敗)●押し出し○北勝富士(7勝0敗)

☆北勝富士 休まなく攻め続けたのが良かった。(好調の要因は)僕にも分からないですけど、常ににコツコツと同じ事をやり続ける。それを関取上がってから続けてきたので、それがようやく星となって続けてきている。親方にも常日頃から、「前に、前に」と指導されて、今場所体の調子も良いので前に出ているのかな。(幕内では500出場について)入門したのが大学卒業してからだったので、大卒という時間があまり無い中で、コツコツと自分なりにやってきているのが良いかなと思います。

隆の勝(手前)と張り合う北勝富士(撮影・野上伸悟)
隆の勝(手前)と張り合う北勝富士(撮影・野上伸悟)
隆の勝(後方)を押し出しで破る北勝富士(撮影・野上伸悟)
隆の勝(後方)を押し出しで破る北勝富士(撮影・野上伸悟)

若元春(5勝2敗)●引き落とし○栃ノ心(3勝4敗)

☆栃ノ心 タイミングが良かったですね。(連敗脱出したが)落ち着いて取りたいです。1日1番落ち着いて取りたいです。

若元春(左)を引き落としで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)
若元春(左)を引き落としで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)

阿武咲(2勝5敗)●上手投げ○佐田の海(4勝3敗)
阿武咲(左)を上手投げで破る佐田の海(撮影・野上伸悟)
阿武咲(左)を上手投げで破る佐田の海(撮影・野上伸悟)

宝富士(1勝6敗)○寄り切り●碧山(1勝6敗)

☆宝富士 初日が出てよかったです。どこか痛い訳でもなく体は動いているので余計に考えるところがあった。昨日、伊勢ケ浜親方にあいさつした時に「ぶつかり稽古が足りない。気合が足りない」と言われてので、より(気合が)入りましたね。

碧山(右)を寄り切りで破る宝富士(撮影・野上伸悟)
碧山(右)を寄り切りで破る宝富士(撮影・野上伸悟)

遠藤(3勝4敗)●押し出し○高安(6勝1敗)

☆高安 立ち合いから厳しく当たれて良かったです。(連勝が続いている要因は)場所に向けて稽古量も増やして自信を持って相撲を取れています。(先場所は新型コロナで全休に)残念でしたけど、体のケアとトレーニングに費やせたのでプラスになっている。(今後について)挑戦者の気持ちでお客さんが喜んでもらえるようにしたい。(8日目の大関貴景勝戦について)厳しい、一方的な攻めを見せたいです。

遠藤(右)を押し出しで破る高安(撮影・野上伸悟)
遠藤(右)を押し出しで破る高安(撮影・野上伸悟)

翔猿(4勝3敗)○押し出し●明生(3勝4敗)
明生(右)を押し出しで破る翔猿(撮影・中島郁夫)
明生(右)を押し出しで破る翔猿(撮影・中島郁夫)

大栄翔(1勝6敗)●突き落とし○琴ノ若(4勝3敗)

☆琴ノ若 攻める姿勢を忘れずに、その中でも落ち着いて取れた。我慢して攻める相撲をしっかりやっていく。(明日以降も)中途半端にならずに攻める姿勢を貫き1日1番取っていけば、星も付いてくる。

大栄翔(右)を突き落としで破る琴ノ若(撮影・中島郁夫)
大栄翔(右)を突き落としで破る琴ノ若(撮影・中島郁夫)

翠富士(3勝4敗)○送り出し●豊昇龍(4勝3敗)
豊昇龍(左)を送り出しで破る翠富士(撮影・中島郁夫)
豊昇龍(左)を送り出しで破る翠富士(撮影・中島郁夫)

若隆景(4勝3敗)○突き落とし●玉鷲(6勝1敗)
玉鷲(右)を突き落としで破る若隆景(撮影・中島郁夫)
玉鷲(右)を突き落としで破る若隆景(撮影・中島郁夫)

霧馬山(5勝2敗)○寄り切り●御嶽海(3勝4敗)
寄り切りで御嶽海(左)を破る霧馬山(撮影・野上伸悟)
寄り切りで御嶽海(左)を破る霧馬山(撮影・野上伸悟)
寄り切りで御嶽海(左)を破る霧馬山(撮影・野上伸悟)
寄り切りで御嶽海(左)を破る霧馬山(撮影・野上伸悟)

錦木(4勝3敗)○寄り切り●正代(1勝6敗)

☆錦木 うまく攻められたと思います。がっぷり四つに組むときついので一気に前に出ようと思いました。(19年初場所以来の大関戦勝利に)久々でうれしいですね。大関に勝って盛り上がったのですごくうれしいですね。

★正代 不用意に巻き替えてしまいました。自分が思い描いている相撲が取れない。思ったように動いていない。体的にはよく動いてくれているんですけど、土俵際での判断や起こすタイミングが後手に回っている。とりあえず元気の良い相撲を取りたいです。

正代(左)を寄り切りで破る錦木(撮影・中島郁夫)
正代(左)を寄り切りで破る錦木(撮影・中島郁夫)

貴景勝(5勝2敗)○押し出し●宇良(4勝3敗)

★宇良 (大関は)強かったです。体の状態はぼちぼちです。一生懸命頑張るだけです。元気な相撲を取っていきたい。

宇良(右)を押し出しで破った貴景勝(撮影・野上伸悟)
宇良(右)を押し出しで破った貴景勝(撮影・野上伸悟)
宇良(右)を押し出しで破った貴景勝(撮影・野上伸悟)
宇良(右)を押し出しで破った貴景勝(撮影・野上伸悟)
宇良(上)を押し出しで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)
宇良(上)を押し出しで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)
貴景勝(右)に押し出しで敗れ土俵外に落ちる宇良(撮影・中島郁夫)
貴景勝(右)に押し出しで敗れ土俵外に落ちる宇良(撮影・中島郁夫)

照ノ富士(4勝3敗)○寄り切り●逸ノ城(2勝5敗)
逸ノ城(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・野上伸悟)
逸ノ城(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・野上伸悟)
逸ノ城(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・野上伸悟)
逸ノ城(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・野上伸悟)
逸ノ城を破り懸賞金を手にする照ノ富士(撮影・野上伸悟)
逸ノ城を破り懸賞金を手にする照ノ富士(撮影・野上伸悟)