日本相撲協会は大相撲九州場所初日前日の11日、会場の福岡国際センターで土俵祭を執り行った。

4年ぶりに一般開放の有観客で実施した。

現役力士は参加しなかったが、八角理事長(元横綱北勝海)ら協会幹部、審判部を中心とした親方衆ら協会員が参加しての“神事”が進められた。九州場所担当部長の境川親方(元小結両国)は「いよいよ始まる。それだけですね。コロナ禍からいろいろなことが以前に戻ってきた。反応としては手ごたえあります」と話した。

それはチケットの売れ行きにも反映されているという。担当の三保ケ関親方(元幕内栃栄)は「売り切れは7日目、14日目、千秋楽の3日。全体として約9割売れています。昨年は7割5分ぐらいでしたから。コロナが明けて、館内で飲食もできるようになったし、若手力士が頑張っているのも要因」と話した。

横綱照ノ富士が3場所連続の休場となった。境川親方は「(横綱)土俵入りを披露できないのは残念。大関陣、若手力士がいい相撲で活気づけてほしい」。先場所優勝の大関貴景勝、優勝決定に進んだ熱海富士ら若手の台頭に期待した。