幕下は西筆頭の関脇経験者、若隆景(29=荒汐)が7戦全勝で優勝した。

日大相撲部出身の春山との全勝対決。上手出し投げで制した若隆景は「ホッとしています」。

昨年春場所13日目の相撲で右膝に大けがを負い、4月に右膝靱帯(じんたい)の再建手術を受けた。昨年九州場所で復帰も1番相撲は黒星。少しずつ感覚を戻して、本来の相撲を発揮した。