日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

大関経験者の朝乃山は東小結で約3年ぶりの三役復帰を果たした。6場所の出場停止で大関から三段目まで番付を落とし、昨年夏場所で再入幕。同場所は12勝3敗の優勝次点も、最近5場所は相次ぐケガに見舞われ、三役復帰目前で足踏みしていた。4月25日には、春巡業で右膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷し全治3週間の診断。初日まで懸命の治療と調整が続く。