元幕内の人気力士、西三段目56枚目の炎鵬(30=伊勢ケ浜)は全勝対決で敗れ、優勝を逃した。西18枚目で幕下経験のある藤闘志(藤島)に押し出された。復帰後は3場所連続で6勝1敗となった。

立ち合いなかなか呼吸が合わず、3度目で成立。突き押しで圧力をかけてくる相手に守勢に回り、押し出された。「悔しいですね」と無念の表情を浮かべ、「すべてにおいて自分が劣っていたので負けた」と受け入れた。

首の大けがによる7場所連続休場。序ノ口から再スタートして三段目まで戻り、白星を重ねた。最後に敗れて優勝を逃したものの、「この負けにも意味がある」。悔しさを糧にさらに強くなり、番付けを戻していく。【奥岡幹浩】