幕内に復帰した西前頭14枚目の金峰山(27=木瀬)が無傷の7連勝を飾った。時疾風に立ち合い鋭く当たると、左右交互にのど輪を繰り出した。スピードのある相手を封じ込め、押し倒した。「焦らないで前に出られた。手も足も出たのでよかった」とうなずいた。
デビューから所要8場所で新入幕を果たし、23年夏場所には東前頭5枚目まで到達。しかし長く悩まされる首痛の影響もあり、下降線をたどった。約2年ぶりに十両へ転落した先場所で優勝しV字回復。今場所は開幕7連勝で、先場所12日目から計11連勝とした。電気治療など入念にケアを行い「体が動いている。首の調子が良い」と状態は上向き。毎日昼に欠かさないストレッチが結実した。
十両との2場所連続優勝も現実味を帯びてきたが、冷静を貫く。「まずは体を大事に、何も考えずに落ち着いて。焦ると体が動かなくなる」と言い聞かせた。

