大相撲の大関大の里(24=二所ノ関)が2日、千葉・成田山新勝寺で行われた節分会に参加した。小雨が降る中、前頭遠藤、御嶽海、高安と豆まき。俳優の横浜流星、渡辺謙、女優の小芝風花らNHK大河ドラマ「べらぼう」出演者も参加した。午後には新横綱豊昇龍も登場予定。

五穀豊穣(ほうじょう)とともに被災地復興を願い、小袋に入った豆や落花生を特別舞台からまいた。成田山新勝寺を訪れるのはプライベートを含めても初めてという大の里は「成田山に行ってみたいとずっと思っていた。こうして豆まきをできて光栄」と話した。

同郷の遠藤の隣で豆をまいた。出身地の石川県は昨年、大地震や集中豪雨による被害を受けた。復興への道のりはまだ遠いとしたうえで、「少しでも復興に近づいてくれたらうれしい」と故郷への思いを口にした。

同寺の本尊・不動明王の前では鬼でさえ改心するとされることから、「鬼は外」とは言わず「福は内」だけを繰り返すのが習わし。どんな福が来てほしいかと問われると、「あっという間に次の場所も始まる。いいことがあれば」。3月の春場所での活躍を思い描き、「そのためには自分がしっかり頑張らないと。より一層精進したい」と力を込めた。【奥岡幹浩】