東前頭4枚目の高安(35=田子ノ浦)が横綱豊昇龍を豪快に押し倒して、2年半ぶり6個目の金星を獲得した。

横綱とは合口が良かった。過去の対戦成績は9勝2敗。不戦敗を除くと5連勝中だった。これで大関大の里らとともに1敗をキープ。悲願の初優勝に向けて前進した。

「いい相撲がとれた。達成感があります。痛いところもない。1日一番、お客さんを楽しませる相撲を取りたい」。今年で初土俵から20年。場所前には35歳になったが「今が一番楽しい。やりがいがある」と話す。

この日、NHKのテレビ解説デビューした元横綱照ノ富士親方(33)は高安との対戦成績は13勝12敗と拮抗していた。「苦手だった。四つに組むと力強かった」と振り返る。豊昇龍を撃破した相撲の後には「もうそろそろ優勝してほしいですね」と期待していた。

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