大相撲で3月の春場所で3度目の優勝を飾り、次の夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)が綱とりとなる大関大の里(24=二所ノ関)が、地元石川県に凱旋(がいせん)した。

5日、石川・七尾市で行われた春巡業に参加。朝稽古では、相撲こそ取らなかったが、ぶつかり稽古で日体大の先輩でもある前頭朝紅龍に胸を出し、自らも前頭豪ノ山の胸を借りてぶつかった。随所で大きな拍手や歓声を浴び「たくさん、能登の皆さんからパワーをもらった。まだ上に番付があるので頑張りたい」と、新たな活力を得た様子だった。同市での巡業は、当初は1年前に予定されていたが、昨年元日の能登半島地震で延期。「1年後にこうして巡業ができてよかった」と、しみじみと語っていた。