前日13日目に、2場所連続4度目の優勝飾った大関大の里(24=二所ノ関)が、初日からの連勝を「14」に伸ばし、初の全勝優勝に王手をかけた。
関脇大栄翔に押し込まれ、わずかに引く格好となったが、体勢を立て直して反撃。最後は体を投げ出して倒れ込み、押し出した。「土俵際はめちゃくちゃだったけど、攻め切れた」と、三役常連の実力者にヒヤリとする場面もあったが、無敗を守った一番を振り返った。
全勝優勝を達成すれば、日本出身力士では16年秋場所の大関豪栄道以来、9年ぶりとなる。優勝を決めた前日も、部屋に戻っても喜びに浸ることなく「いつも通りだった」と、この日の取組に備えていた。師匠からも「残り2日が大事」と言われ、優勝を決め、昇進を確実にしても、気は緩めなかった。全勝優勝についても、前日の取組後は「やってみたい」と話したが、この日の取組後は「深くは考えず、自分の相撲を取り切れるように、しっかり準備して頑張ります」と、無欲を強調。自然体で千秋楽の横綱豊昇龍戦に臨むことを、自らに言い聞かせていた。

