西十両2枚目の朝白龍(26=高砂)が、来場所の新入幕に大きく近づく10勝目を挙げた。西十両7枚目の白熊に張り差しの立ち合いから主導権を握り、力強く寄り切った。本来なら十両2枚目の10勝なら、幕内昇進は当確ともいえる成績ながら、今場所は十両上位に好成績の力士がズラリ。来場所の幕内昇進を懸けた争いが激化している。
それでも朝白龍は「2桁勝てたのはうれしい。新十両の先場所(12勝3敗)で優勝できて、今場所は何とか勝ち越しを目指してきた中で、2桁も勝てた。もともと幕内なんて考えてもいなかった」と、無欲で白星を重ねてきた結果と強調。「とにかく、あと1番、ケガなく一生懸命頑張りたい」。十両2場所目の今場所、最後まで欲を出さずに走り抜けることを誓った。

