城南信用金庫(本店・東京都品川区)は2月22日、東京・中央区の明治座で2023年度の経営内容説明会を開催し、川本恭治理事長はじめ理事、来賓など計801人が出席した。川本理事長は冒頭で1月1日に発生した能登半島地震で「犠牲になられた方のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに被災された方々に心よりお見舞い申し上げたい」とあいさつした。

仕事始めの1月4日、川本理事長は被災地にある複数の信用金庫から道路崩壊などで政府からの支援物資が届かず、断水で水が極端に不足しているなどのSOSを受けた。川本理事長は「これはすぐにも、お助けをしなくてはならない」と本店に備蓄している保存水や簡易トイレなどの物資輸送を決断した。

道路が寸断された地域も多く、大手の運送会社からは支援物資の輸送を断られたが、城南信用金庫が主催する若手後継者経営塾「未来塾」2期生でもある結城商事輸送(本社・横浜市)に打診したところ、快諾。本店職員が総出で20トントラックに物資を積み込み、被災地復興の妨げとならぬよう慎重にルートを選び、翌5日には支援物資が無事に届けられた。地域に密着した城南信用金庫のネットワークと絆の強さを示す「仕事始め」だった。

説明会では預金残高(24年3月末見込み)は4兆153億円で増加額は前年比100億円と、堅調な収益の見通しとなることなどが報告された。また城南信用金庫が取り組む社会貢献や理念が高く評価され、大手コンサルティング・船井総合研究所主催「グレートカンパニーアワード2023」で最高賞のグレートカンパニー大賞を金融機関として初めて受賞した。同賞は対象となる約5300社の中から特に社会的意義のある企業に贈られている。

経営説明会終了後は藤原紀香、剛力彩芽らが出演する明治座創業150周年ファイナル公演「舞台メイジ・ザ・キャッツアイ」の観劇が行われた。

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