◇3月23~25日◇沖縄・コザしんきんスタジアムほか◇参加24チーム

関東連盟代表で初出場のSKポニー(神奈川)が準優勝した。決勝戦は関メディベースボール学院ポニー(兵庫)に3―8で敗れたものの、久末哲平(3年)が2本の二塁打を放つなど、秋の関東王者の意地を見せた。将門ポニー(茨城)と市原ポニー(千葉)が準決勝に進出して3位に。墨田ポニー(東京)がベスト8入りした。(取材協力=樫本ゆき氏、写真協力=大橋直志氏)

市原は準々決勝までの3試合で60得点と打線が活発だったが、準決勝でSKに敗れた。立ち上がりから守備が乱れ6点を失った。3回表に佐々木龍生(2年)の内野安打、6回表に鬼﨑翔平(3年)の中安打で1点ずつ返したが、昨年秋の関東大会の雪辱はならなかった。1回戦の地元枠で出場の沖縄ホーネッツは小学生も含むメンバー構成だったが、33点を奪い5投手が1安打に抑えた。準々決勝でも山形ポニーから21点を奪うなど、全力プレーで戦った。

【市原・鬼﨑主将】(SKに敗れ3位に)「悔しいです。2回戦で北九州ドリームスにサヨナラ勝ちして勢いにのっていたのに、SKは強かったです。SKの野口君と握手してまた頑張ろうと誓いました」

【市原・岡隼正】(準決勝で先発して2回途中6失点も、大会を通じて打撃が好調)「SKはベンチ内外の迫力がすごくて、思うような力が出せなかった。(打撃は)那須監督の指導のおかげと、筋トレとご飯をたくさん食べて体重も増えたので、打球にパワーが付いたと思います」

◆関東連盟の表彰選手 【優秀選手賞】SK・久末哲平【殊勲賞】将門・飯岡一路、市原・鬼﨑翔平【敢闘賞】墨田・神田佑真