【選手宣誓、エース離脱、相手は2年生軍団】
大会初出場の横浜都筑リトルシニアはいろいろあった。開会式で岡田康暉主将(3年)が選手宣誓。仲間や野球への思いをしたためた長文を、落ち着いて宣誓した。大会前にエースが左ひじ痛でベンチから外れた。相手は創部2年で2年生ばかりながら、プロ野球巨人が母体の多摩川ボーイズ。巨人仕様のユニホームを目の前に「やりにくかったけど、絶対に負けたくない」(岡田主将)の意地もあった。
3回表に先制して、4回裏に追いつかれて5回表に2点勝ち越した。エンドランもスクイズも決まっていいムードだ。思わぬ守備のミスもあったが、小柄な三塁手・重田悠生(3年)が広い守備範囲で4人の投手陣を救った。「全力で楽しめて、普段よりいいプレーができました」という重田の言葉のように、初陣の勝利は目前だった。
【三塁コーチスボックスで】
6回裏に逆転された。三塁コーチスボックスで敗戦を迎えた岡田主将は泣いた。「ミスが出たのは、この試合まで、自分が中途半端にしていたことがあったからだと思います。あの時、もっとしっかり言っていれば…。そういうのが思い出されて、悔いが残ります」。自分が口にした言葉だけでなく、口にできなかった言葉にまで重みを感じている。そこまで自分を責めなくても…。涙の意味に、質問の言葉が出てこなかった。【久我悟】
【リトルシニア関東連盟勢の結果】
▶1回戦
多摩川ボーイズ(東京)7―5横浜都筑シニア(神奈川)
取手シニア(茨城)3―0東広島ボーイズ(広島)
佐倉シニア(千葉)1―0岐阜中濃ボーイズ(岐阜)
世田谷西シニア(東京)10―0大阪南海ボーイズ(大阪)
湖南ボーイズ(滋賀)4―0調布シニア(東京)
富士見シニア(埼玉)8―4湘南ボーイズ(神奈川)
▶2回戦
愛知尾州ボーイズ(愛知)3―2取手
兵庫伊丹ヤング(兵庫)3―2佐倉
世田谷西6―0八幡南ボーイズ(福岡)
フレッシュ福岡ウイング(福岡)1―0富士見
▶準々決勝
世田谷西7―4北摂(大阪)
▶準決勝
世田谷西7―2中野(長野)
▶決勝
世田谷西5-0旭川大雪ボーイズ(北海道)

