松任谷由実のツアーに長年参加したことでも知られる、ベーシストの田中章弘(たなか・あきひろ)さんが、5日に亡くなった。71歳。9日、本人のSNSで妻名義の文面で公表された。
文面では「突然のお知らせで失礼致します。5月5日、主人田中章弘が永眠いたしました」と報告。「長年にわたり主人を支えて下さった皆様、応援して下さった皆様、田中章弘のベースの音を愛して下さった皆様、、、、、皆様のご厚情に深く感謝申し上げます。葬儀は近親者のみで執り行いました。まずはご報告申し上げます」と記された。
田中さんは大阪出身。20歳の時「鈴木茂&ハックルバック」に参加し上京した。そこから松任谷、大瀧詠一、ティン・パン・アレー、山下達郎、井上陽水、高中正義らのレコーディングなどに参加した。
達郎のブレークのきっかけとなった79年の楽曲「BOMBER」も演奏。同曲でも披露している、弦をたたいたりはじいて音を出す「スラップ奏法」を海外からいち早く取り入れたプレーヤーとしても知られる。松任谷のツアーには83年から、20年近くにわたり加わった。
SNSでは今月24日のライブ出演の予定も告知されていた。突然の訃報に、追悼のコメントが多く寄せられた。同じベーシストの小原礼はXで「R.I.P田中章弘さん、ご冥福をお祈りします」としのんだ。シンガー・ソングライター高野寛は「田中章弘さん。伊藤銀次さんのライブなど、何度かご一緒させていただきました。先ほど、細野さんの中華街のライブを観ていました。R.I.P....」と追悼した。



