[ 2014年7月6日19時20分 ]

 サッカーW杯ブラジル大会で米国は、決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れたが、同代表MFアレハンドロ・ベドヤは、チーム解散時にW杯をともに戦った仲間に粋なプレゼントを贈っていたことがわかった。米国の複数メディアが報じている。

 ユルゲン・クリンスマン監督の下、今大会で印象的なパフォーマンスを見せた米国には、多くのサッカーファンから称賛の声が挙がった。

 今大会で全試合に出場したベドヤもピッチ上で素晴らしい一体感を見せたチームに満足しており、チームの健闘を称えるため、プレゼントを贈っていた。

 そのプレゼントというのが、世界的なスコッチ・ウイスキー「ジョニー・ウォーカー・ブルーラベル」だった。ベドヤは「ブラジルは始まりにすぎない。歩き続けよう」という特別なメッセージを添え、1本200ドル(約2万円)の高級ウイスキーをチームメート全員にプレゼント。同ウイスキーのモチーフである「歩く男」にかけたところが粋な演出だった。

 ベドヤは「僕は今回の出来事について何かの形で祝いたかったんだ。W杯に勝つか、負けるかに関わらず、ベスト16進出を達成したことは偉大な功績だと思っている」とコメントした。【超ワールドサッカー】