渡辺麻友(23)が、AKB48の一員として最後の劇場公演に出演した。

 デビューから10年半を過ごした学舎(まなびや)での最後のステージは、緊張感よりも異様なハイテンションでスタート。開演前の影アナでは「おい! おい! おい!」と気合の掛け声を挙げ、ファンをあおった。1曲目は渡辺が初代チームBの一員として、09年の「リクエストアワー セットリストベスト100」で1位に輝いた「初日」。イントロ前には「準備運動して!」とメンバーに小芝居で呼びかけ、笑わせた。

 そんな渡辺の最後の公演を、ファンも一風変わった演出で盛り上げた。渡辺が初期にトレードマークにしていた、ハーフツインテールのかつらを付けて、渡辺らの登場を待ち受けた。ツインテールだらけの客席を見て、渡辺は「いやー、すごい。みんなツインテールなんですか? なに? 変態だから? 何を言ってるんだよ。最高ですね」と、ファンと会話しながら大喜び。HKT48指原莉乃(25)は「こっちから見ると、インスタ映えの景色だよ」と笑っていた。