NGT48メンバー8人が8日、神奈川・よこすか芸術劇場で行われたHKT48のライブツアー「Under the Spotlight」初日公演にゲスト出演しました。コロナ禍もあり、姉妹グループとライブのステージで“共演”するのも、20年1月の「リクエストアワー」以来2年3カ月ぶり。先輩グループのステージには、さまざまな“温かさ”がありました。【大友陽平】

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HKTにとって3年ぶりのライブツアー初日公演の中盤、新キャプテン藤崎未夢(21)をはじめ奈良未遥(24)西潟茉莉奈(26)安藤千伽奈(21)佐藤海里(21)大塚七海(21)小越春花(17)古舘葵(17)の8人が登場した。「ポンコツな君が好きだ」を披露すると会場がNGTのグループカラーに染まった。

西潟 出た瞬間にペンライトを赤にしてくださったり、とても温かく迎え入れてくださって…。すごくうれしかったです!

「Maxとき315号」はHKTメンバーと一緒に歌った。矢吹奈子(20)運上弘菜(23)に小越、藤崎とセンター経験者が並ぶ。肩を組みながらより笑顔になったのは、西潟とドラフト2期生で同期の松岡はな(22)だ。

松岡 コロナで会う機会も減っていました。同じステージで西潟茉莉奈ちゃんと歌えたことも本当にうれしくて幸せでした。しかも、さらに美人になっていて、見とれてしまっていました(笑い)

西潟 はなちゃんとはバイトAKB、ドラフトと一緒にやってきた仲間。残っているドラ2でもいろいろやりたいですね!

HKTのドラフト3期生・渡部愛加里(17)も「今日は同期が多くてうれしいんです!」。HKTのこの日出演の石安伊(21)馬場彩華(17)と安藤、佐藤、藤崎も“同期”だ。

佐藤 ゲスト出演が決まった時から本番を待ち遠しくしていました! 当日、同期の3人と会った時は抱き合う勢いでみんなで喜びました。これがいわゆる「エモい」だなと思いました!

この日は2曲の共演だったが、姉妹グループ同士ならではの温かい空間がステージ上に広がっていた。

藤崎にとってはキャプテンとしての“初仕事”でもあった。リハーサル前にはあいさつも代表して行ったという。

藤崎 まだ恥じらいや緊張もあって、あたふたしてしまったのですが、これから他のグループの方々や初めての方とお会いする機会も多いと思うので、キャプテンの名に恥じない堂々としたキャプテンになりたいと思いました。

昼公演でのMCではチームKIVキャプテンの本村碧唯(24)から「気負いすぎずに…。1人で頑張っちゃダメだよ」とアドバイスも受けたが、リハーサルから刺激を受けていた。

藤崎 HKTさんのリハーサルを見ていても指示を出し合ったり、分からないところは聞きあったり、みんなで積極的に動くところが印象的で、それによって団結力が強まるんだろうなと感じました。みんなでそんなグループを目指していきたいと思いました。

NGTとしては、まだ単独ツアーの経験がない。

藤崎 NGT48もいつかツアーをしたい! という気持ちがより高まりました。これからもっともっと頑張っていきたいです!

先輩グループのメンバーとファンの温かさに触れ、NGTにとっても貴重な機会だった。