SKE48チームSが28日、名古屋・栄のSKE48劇場でオリジナル新公演「愛を君に、愛を僕に」初日公演を開催した。グループとしては約11年ぶりのオリジナル新公演となる。

この日は、昼と夜の2公演にメンバーが分かれて出演した。SKEとしては11年のチームKII「ラムネの飲み方」公演以来のオリジナル公演は、小室哲哉氏がプロデューサーを務めた。

オープニングは、公演のタイトル曲でもある「愛を君に、愛を僕に」。幕開けに、涙を浮かべながらパフォーマンスするメンバーの姿も。坂本真凛(20)は「幕が開くまで不安で泣いていたのですが、幕が開いた瞬間オレンジの色に染まった客席を見て、今は自信に満ちあふれています」。

北川愛乃(21)も「今日の目標は限界突破。自分の限界を決めず、やりきりたいと思います」と意気込みながら、小室氏が中心となって手掛けた全体曲やユニット曲など16曲のオリジナル曲を、存分にファンにアピールした。

リーダーの松本慈子(22)は「この『愛を君に、愛を僕に』公演は、今日よりも明日、明日よりも明後日、明後日よりもしあさってと、どんどん最高を更新し続けていきます。この先何年、何十年たっても『愛を君に、愛を僕に』公演が愛され続けられる演目であるように、みんなで愛を詰め込んでいきます」。

副リーダーの上村亜柚香(18)も「今回は19人みんなでゼロからこの公演を作り上げられたことがとすごく大変だったけど、毎日が充実しててすごく楽しかったです。これから先、チームSがどんな変化をして成長していくのか、楽しみにしていてくれたらうれしいです」と話した。

なお同公演のオリジナル曲を収録したアルバムが6月8日に発売されるほか、同11日に同劇場で行われる公演については、公演に対する自信と覚悟、そして本気度を示すアクションとして「全額返金保証公演」を初開催する。