AKB48川栄李奈(19)が8日、東京・秋葉原のAKB劇場で行われたチームA「恋愛禁止条例」に出演し、劇場公演に復帰した。

 5月25日に襲撃事件で右手を負傷した影響で、劇場公演は5月18日以来だった。

 自己紹介コーナーで、順番が回ってくると客席から「おかえり~」と祝福され、拍手と大歓声を浴びた。川栄は「ありがとうございます。ただいま~」と満面の笑みで応えた。「4カ月半ぐらい暇してたんですよ。長い休みというのはもういい。働きたい!

 遊びたい!

 チームAのみんなと、どこかに行けたらいいと思います」と完全復活をアピールした。この日は、負傷した右手をかばう様子もなく、思いきり振り上げるなど、17曲中13曲を全力でパフォーマンスした。

 久々の劇場公演でも、しゃべりは健在だった。12日スタートのTBS系ドラマ「ごめんね青春!」に女子高生役で出演するが、宮脇咲良(16)から「『さよなら先生!』を見たい」と、ドラマの名前を言い間違えられると、すかさず「違う『ごめんね青春!』」と訂正を入れて笑いを誘った。

 また、藤田奈那(17)から「(4カ月半で)足が臭くなくなった」といじられると、「運動しないと臭くなくなるのよ」と返して、会場を爆笑に包んだ。

 最後のMCでは「4カ月半長く、皆さんをお待たせしてしまったのですけど、今日から劇場復帰です。コールや目線、アイコンタクト的なものができるのは劇場公演だけだな」と感慨深げ。「これからも劇場公演を大切に、元気にやっていきたいと思います。ありがとうございました」と話した。