乃木坂46秋元真夏（26）欅坂46菅井友香（23）日向坂46佐々木久美（23）の、「坂道」3グループキャプテン鼎談（ていだん）が実現しました。ライブやイベントでのMCをテーマに、秋元が乃木坂46のトーク力の変遷を明かすと、菅井と佐々木はびっくり。3キャプテンのMCの進め方や頼りにしているメンバーについて語ります。

日向坂46佐々木久美（中央）に寄り添う乃木坂46秋元真夏（左）と欅坂46菅井友香（撮影・滝沢徹郎）

菅井　ライブを見て、乃木坂さんは本当に層が厚いと感じます。MCも毎回おもしろいです。真夏さんが引っ張っていて…。

秋元　いやいや。以前は、本当につまんなかったの。各所からつまんないと言われていて…（苦笑い）。

佐々木　えー！？

菅井　そうなんですか？

秋元　みんな思い出を言っているだけで、笑いポイントゼロ、みたいな…。お客さんも「シーン」って。

菅井　そんなことがあったんだ…。

佐々木　そこからどういう風に変わったんですか？

秋元　必ずしも台本通りにやらなくてもいい、ってみんなが思えるようになってからかな。面白ければ、1個の質問だけ掘り下げて時間が終わってもいいっていう概念。突っ込むことによって、ファンの方が喜ぶ裏話が出てきたり。

乃木坂46高山一実

欅坂46石森虹花

菅井　確かに！　なかなかうまくできなくて…。

秋元　難しいと思う。私もまだまだ、できないし。例えば、かずみん（高山一実）が同じMCにいれば、私は本当に安心かな。タッグを組む戦友というか。何言っても拾ってくれる。スタッフさんから「MCの尺を伸ばして」って言われた時も、いきなりかずみんに振っちゃう。そういう人が1人いると助かる。

菅井　欅坂だと、そういう時に器用なのは石森（虹花）とかですね。おバカキャラって言われてるけど、頭の回転が速いんですよ（笑い）。あと、土生（瑞穂）ちゃんとかも、独特の発言で盛り上げてくれます。

佐々木　私は、誰に振るのか勝手に自分で決めちゃうタイプです。事前に「誰に行くか分からないからね～」って言っておきます。東村（芽依）とか、ライブだと結構しゃべってくれるんですよ。あえてそういう子に振ったりしてます。

秋元　なるほど～。それなら、みんなしゃべられるようになるね。【横山慧】（つづく）

（10月29日付紙面に掲載したものです）

欅坂46土生瑞穂

日向坂46東村芽依

◆秋元真夏（あきもと・まなつ）1993年（平5）8月20日生まれ、埼玉県出身。愛称「まなったん」。11年8月加入、乃木坂46の1期生。154センチ。血液型B。

◆菅井友香（すがい・ゆうか）1995年（平7）11月29日、東京都生まれ。愛称「ゆっかー」「菅井様」。15年8月加入、欅坂46の1期生。166センチ。血液型AB。

◆佐々木久美（ささき・くみ）1996年（平8）1月22日、千葉県生まれ。16年5月に、改名前の「けやき坂46」（ひらがなけやき）に1期生として加入。167センチ。血液型O。