乃木坂46池田瑛紗(23)が、明日8日発売の新曲「最後に階段を駆け上がったのはいつだ?」で初めてシングル表題曲センターを務める心境を明かした。現役東京芸大生でもある努力家が、トップアイドルグループの中心という日々注目を浴びるポジションで、重責を担う。【横山慧】
★「予想の上」
センターに指名された選抜発表を「やっぱり驚きが大きかったです。スタッフさんたちや乃木坂46は、常に私の予想の上をいくな、と思いました」と笑顔で振り返った。「特に、周りにいた同期が喜んでくれました。隣で初めてフロントポジションに立った五百城茉央(20)からは『支えるね』って言葉をいっぱい聞いて、頼もしい同期だなって思いました」と優しい笑みを浮かべた。
卒業を発表したキャプテン梅澤美波(27)にとってはラストシングルとなる。「梅澤さんが卒業されるシングルでセンターに立たせていただくというのは、大きい、重いことだなと思います。梅澤からは「私の最後のシングルで瑛紗がセンターに立ってくれてうれしいよ」と言われたという。
同曲について「春の曲でもあるので、新生活を迎えたりする時の不安や迷いがある方に、1歩踏み出す背中を乃木坂らしくそっと押してあげられるような曲になっていると思います」と紹介。「いろんなメンバーにフォーカスがいく振り付けになっているので、乃木坂を知らない方でも好きなメンバーを見つけられると思います」と伝えた。
★「やりがい」
歌番組出演などを経て、センターの重みも実感している。「自分の一挙一動がグループの見え方を左右するのを感じます。自分らしさと、乃木坂らしさ、そしてセンターに求められるもの…その擦り合わせは、まだ試行錯誤している途中ではあります」と率直に告白。「私はとにかく数を打って、何度も失敗して何か1つ道が開ける…みたいなことをずっと繰り返してきたタイプなんですけど、今は1つの失敗が、グループの失敗のように捉えられちゃうというか…。『私』という言葉が指す範囲がグループ単位に広がったなと思います」と葛藤も明かした。
一方で「すごくやりがいはあります。見たことがなかった景色や世界を、まだまだこれからも知っていけるんだ、っていう希望はあります」とも語った。「周りの方々は本当に優しいし、サポートしてくださるので。そういう方々の笑顔も、全部守れるようにならなきゃ、と思います」と覚悟も示した。
22年2月、浪人中に乃木坂46に5期生として加入し、2浪の末に23年、東京芸大に合格し話題となった。グループ加入後に1度は「このタイミングで受験と両立するのは生意気じゃないか」とアイドル活動1本に絞ることも考えたが、諦めずに努力を続けて最終的には志望校合格をつかんだ。「背中を押してくれたのは、やっぱり乃木坂でした。すごくありがたい環境です。先輩方が道を作ってくれたおかげですし、私もさらに未来を広げられるようなきっかけになりたいです」と恩返しを誓った。
★「春一緒に」
過去には選抜落ちも経験したが、ブログやSNSの頻繁な更新や、知性やユーモアを感じさせるファンサービスなど、ひたむきな姿勢を貫きセンターまでたどり着いた。「私が選ばれて喜んでくれたメンバーや周りの方々にとっては、その人自身への希望にもつながっているのかな、とも思います。私がセンターになったからこそ、自分も何か新しい希望を見つけられるんじゃないか…って。そういう思いを後押しする曲になれば」と願った。
「やっぱり乃木坂は夢を届ける存在だと思うので、この曲で一緒に春を迎えて、皆さんの人生をより明るくできたらうれしいです」
穏やかな笑顔の奥にある決意。グループの顔として、今度は自分が背中を押す番だ。
◆池田瑛紗(いけだ・てれさ)2002年(平14)5月12日、東京都生まれ。22年2月加入の5期生。愛称「てれぱん」など。TOKYO MX「小峠英二のなんて美だ!」MC。昨年、マクドナルドのCMで堺雅人と共演した。162センチ。血液型不明。







