田中麗奈は45歳の今、ひときわ輝いている。18年の日台合作「おもてなし」(ジェイ・チャン監督)以来8年ぶりの映画単独主演作となった3日公開の「黄金泥棒」(萱野孝幸監督)作では、出来心から数百万円の金のおりんを盗んだことをきっかけに、100億円の秀吉の金茶碗を盗む計画を立てる主婦を演じ、スクリーンの中を躍動。母として長女と向き合う子育てを語り、広く共感を得ている。俳優として母として生き生きと生きる秘訣(ひけつ)を聞いた。【村上幸将】
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田中麗奈は45歳の今、ひときわ輝いている。18年の日台合作「おもてなし」(ジェイ・チャン監督)以来8年ぶりの映画単独主演作となった3日公開の「黄金泥棒」(萱野孝幸監督)作では、出来心から数百万円の金のおりんを盗んだことをきっかけに、100億円の秀吉の金茶碗を盗む計画を立てる主婦を演じ、スクリーンの中を躍動。母として長女と向き合う子育てを語り、広く共感を得ている。俳優として母として生き生きと生きる秘訣(ひけつ)を聞いた。【村上幸将】
2年ぶりにドラマにも出演。NHK総合で28日から「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」(火曜午後10時)がスタートする。主演の中島健人(32)が演じる北九州市のコンビニの超イケメン店長・志波三彦を観察、題材にしたウェブ漫画「フェロ店長の不埒日記」を連載中のパート店員・中尾光莉を演じる。
「(ドラマは)久しぶりです。今まで、シリアスなシーンの多い役もあったんですけど(『黄金泥棒』に続き)明るい作品で、コメディー要素もあるヒューマンストーリー。新鮮に、軽やかに楽しんでいます」
作品選びの基準は、あるのだろうか?
「ご一緒したかった監督にお声がけいただけると、うれしいですし、いただいたことのない役をいただいた時は喜びがある。選んでいる感じではなくて、1つ1つのご縁をつなぎながら、ここまできた感じです」
その名を日本全国に知らしめた98年のサントリー「なっちゃん」のCMと、撮影当時17歳で初主演した同年の映画「がんばっていきまっしょい」(磯村一路監督)から28年…思いの、ど真ん中には映画がある。
「自分は映画に見つけてもらえて、世に出て来られた。ご恩は一生をかけて返していきたい。地方のミニシアターを回ると『(25年の)『ナイトフラワー』(内田英治監督)を見ました』とか『『黄金泥棒』楽しみにしています』とつながっていく。自分の出た映画を見たお客さんを、また違う世界に連れて行けるようになれたら。映画とのご縁は絶対、離しません」
俳優への思いは、始めた時から一片のブレもない。
「ずっと、やっていくと思っていましたし、やっていかないといけない。まだまだ、これからだなぁと思っていますので、いっぱい脚本と役をください。演じたいんです。私は、まだ45歳…これからなので」
◆田中麗奈(たなか・れな)本名同じ。1980年(昭55)5月22日、福岡県生まれ。中学3年でモデルデビューし、九州でCMに出演していた高校2年時に「がんばっていきまっしょい」のオーディションで主役に選ばれ映画デビュー。25年は「雪風 YUKIKAZE」(山田敏久監督)「星と月は天の穴」(荒井晴彦監督)など短編を含めると5本の出演作が公開。2月に「禍禍女」(ゆりやんレトリィバァ監督)が公開。10年から故郷の久留米ふるさと特別大使を務め、21年には名誉大使に就任。158センチ、血液型A。
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- 映画「黄金泥棒」主演とあって、田中麗奈さんには何か黄金にちなんだ物を手にしてもらおうと、ない頭をひねって、かなり無理矢理ですが黄色い花束を準備した。「えーっ、日刊スポーツさん、もう賞をくれるんですかぁ」と唐突なお願いにも、絶妙な切り返し気持ちよくご対応くださいました。年末には正真正銘、お祝いの花束を渡せることを楽しみにしております(撮影・野上伸悟)




