タレント古坂大魔王(43)が扮(ふん)する謎の中年男性キャラ、ピコ太郎の曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が、ギネス記録に認定されたことが28日、分かった。東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見を行い、発表した。

 「PPAP」は、今月17日付けの「ビルボード全米トップ100」で77位になり、日本人では26年ぶりにランクイン。同曲の尺は45秒という短さで、「ビルボード全米トップ100にチャートインした曲の中で、1曲の尺が最短」という世界記録となった。直接認定証を渡され、笑顔でポーズしていた。

 会見では、尺が2分30秒あり、新たに「ロングペ~ン」などのフレーズが加わった「PPAP」のロングバージョンを世界初披露。さらに、「PPAP」が全世界契約されたことも発表した。「とっても、とても光栄なことでございました。昨日まで白髪だったんですが、自力で真っ黒になりました。急にこうなって、驚き桃の木、二十世紀でございます」とジョークを飛ばして大喜び。「もともと、10万円で作った動画です。スタジオを借りて、6時間で20曲撮りました。それが世界にこうして広がっていくってことは、本当にネットってすげえ!」と心境を明かした。

 8月25日にユーチューブで公開された「PPAP」は、ペンをリンゴとパイナップルに刺すジェスチャーと、「ペンパイナッポーアッポーペン」のフレーズが見る人に印象を残した。先月28日には、カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバー(22)がツイッターで曲を紹介。「My favorite video on the internet(私がインターネット上で最も好きな動画だ)」と絶賛し、一気に火が付いた。