米映画「キル・ビル」シリーズなどで知られる米国のクエンティン・タランティーノ監督(54)が、21歳年下のイスラエル人歌手ダニエラ・ピック(33)と婚約したことが明らかになった。

 タランティーノ監督が映画「イングロリアス・バスターズ」(09年)のプロモーションでイスラエルを訪れた際にピックと出会い、交際に発展したという。何度か破局と復縁を繰り返したが、先月末にタランティーノ監督がロサンゼルスで婚約指輪を渡してプロポーズしたとイスラエルのニュースサイトが伝えた。ピックは報道を認め、「とってもハッピーで興奮しています」とコメントしている。 

 親子ほど年の離れたカップルだが、タランティーノ監督は結婚歴はなく、これが初めての結婚となる。ピックの父でベテラン歌手のスヴィカ・ピックは、「我々家族は(婚約を)喜んでいます。幸運を祈っています」とコメントしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)