女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の7日の平均視聴率が20・7%、8日が19・2%(いずれも関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は4日放送の第80話の21・4%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 あらすじは、いよいよ宗男(峯田和伸)が茨城に帰る日。すずふり亭やあかね荘のみんなは、宗男を名残惜しく見送る。そして数日後、みね子(有村架純)が待ちに待った乙女寮の同窓会の日がやってきた。省吾(佐々木蔵之介)の発案で、すずふり亭で食事を提供してもらえることになり、感激するみね子。みんなと感動の再会をし、歓談していると、なぜか人気女優の川本世津子(菅野美穂)が来店する、という内容だった。

 8日放送の冒頭では、大河ドラマ「おんな城主 直虎」とコラボレーションした時代劇風アニメーションが放送された。