日本テレビ系で9日放送された宮藤官九郎氏(46)脚本のスペシャルドラマ「ゆとりですがなにか~純米吟醸純情編~」後編の平均視聴率が7・5%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べでわかった。2日放送の前編は7・4%だった。

 「ゆとりですがなにか」は16年4月から6月に放送された連続ドラマで、とかく競争しないといわれる「ゆとり世代」の1987年生まれのアラサー男子3人が仕事や恋に迷いながらも立ち向かう姿を描き、話題と共感を集めた。主演は岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の3人。

 連ドラでは、岡田演じる主人公・正和と、安藤サクラ演じる恋人の茜が、紆余(うよ)曲折を経て結婚式を迎え、祝福ムードの中、登場人物たちが、それぞれの未来へ踏み出したところで最終回を迎えた。スペシャルドラマは、連ドラから1年後の登場人物たちの人生を描き、正和とまりぶ(柳楽優弥)が、教諭をやめて地元福島に帰った山路(松坂桃李)に会いに行く、という内容だった。