女優土屋太鳳(22)が10日、都内で映画「フェリシーと夢のトウシューズ」(8月12日公開)の公開アフレコに挑んだ。

 同作は映画「最強のふたり」のプロデューサートリオが始めて挑んだアニメーション作品。家族のいないひとりぼっちの少女が、パリオペラ座のバレリーナを目指す、夢に恋する感動物語となっている。

 土屋にとって洋画アニメーションのアフレコは本作が初めて。「海外アニメーションは独特な空気感やリズムがあるので表情を見ながら声を当てるのは難しかったです」と話したが、「現場では監督やスタッフさんが不安や悩みにわかりやすく指示してくれたので楽しい現場でした」とほほ笑んだ。

 「一言のせりふでもフェリシーになれたらいいなと家で練習しました」という土屋は、「物語が進むにつれて成長していくので、その辺も声で表現できたらいいなと思いました」。

 フェリシーの魅力は「真っすぐところ」とし、「そんな真っすぐが見ている人の感動を呼ぶと思います」と話した。

 「夢を追いかけることは生きることにつながる。夢を見失うことは自分を見失うよりも厳しい。この作品では両方が描かれているので、それが伝わったらいいなと思います」と話し、「夢を見つけたい人、何かを見失いかけている人が心を動かされる作品になっているので見てほしいなと思います」とアピールした。