俳優の坂上忍(50)が、昨年8月に女性への強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕(不起訴処分)された俳優高畑裕太(23)の復帰について「もう1回、たたかれる覚悟がないと」とコメントした。

 14日放送のフジテレビ系「バイキング」は、高畑の逮捕(不起訴処分)によって撮影が中断していた映画「青の帰り道」(藤井道人監督)が、高畑の代役に俳優戸塚純貴(25)を立て撮り直していることを伝えた。

 坂上は「映画が頓挫しかけて1年掛かりで撮り直しをし、ほとんど手弁当状態でなんとか公開に向けて頑張っている現場もあるわけで、まだ終わったわけではないんですよね、現実問題としては」と、高畑騒動の余波は続いていると指摘。高畑の今後について「何をしちゃったにしても、更生の道は閉ざされてはいけない」としつつも、俳優としての復帰には「演者でってなると、どうなってくるんですかね」と、厳しいとの見方を示した。

 タレントのガダルカナル・タカが「本人の頑張り次第だと思う」とし、「あとは本人がどれだけ自分のしたこと、周りに掛けた迷惑を考えて必死になれるかどうか。やっていくことを自分なりに探して、やっていけば、いずれ『もう1回前に出たら』っていう声も聞こえてくる気はする」と語ると、坂上は「芝居をやってたわけだから、芝居で復帰っていうのがベターなのかもしれないけど」とした上で、「そうなるともう1回、たたかれる覚悟がないと」と話した。