酒場ライター吉田類氏(68)が7日、都内で、初主演映画「今宵、ほろ酔い酒場で」(長尾直樹監督)のDVD発売記念イベントを行った。3つの居酒屋を舞台に、交差する人間模様を描いたオムニバス作品。

 吉田氏はイベント会場でもビールや日本酒を飲みながら「自分が飲んでないと変に思われる」とニッコリ。また「僕は演技という形はしていないと思う。普通にやって監督にほめてもらった。笠智衆さんは演じてないように見せる人。潜在的に意識したかも」と語った。

 また、酒の飲み方の持論も紹介。「楽しく飲むのが基本。他人に迷惑をかけるのはお酒に失礼。お酒は神棚にも置いてあるでしょ。神様からの贈り物。神様やお酒に恥ずかしくない飲み方をしたい」と語った。

 最後は「僕、今日、何かしゃべった?」とほろ酔い状態だったが、「見て幸せな気分でもう1杯となったら本望。飲んで健康になったという飲み方があってもいい。僕は飲んで自分の魂の健康を維持できました。これからも世話になる予定です」と語った。

 映画は6月10日に公開され、DVDは今月8日に発売される。