元SMAPの香取慎吾(40)が、16年間MCを務めたテレビ朝日系「SmaSTATION!!」の最終回を振り返り、視聴者への感謝の気持ちをつづった。

 同番組の公式サイトが26日までに更新され、香取のコメントが掲載された。香取は最終回の23日生放送を振り返り、最後のゲストとなった親友で俳優の山本耕史について「流石“愛しき友”ですね。ホントに終わっちゃうんだっていうのを聞いてからも、ちょっとは現場のスタッフと話もできたりしたけど、ボクの中で『最後ってどうなるんだろう?』って思ってたら…山本さんは『呼んでくれたから』って言ってましたけど、ボクがオファーしたわけじゃないですから。スタッフの思いがつまって、しかもそこに番宣があった、というのがスゴイですよね」と、ちゃめっ気たっぷりに舞台裏を明かした。

 16年続いた番組に「ホントに、たくさんの人から応援してもらって、その応援に応えてきたつもりだったんですけど、いまこうやって、ボクからしたら実った時というか。終わってしまうのは残念なんですけど、何かしれーっと終わっちゃうよりは、こんなにたくさんの人から『お疲れ様でした』って言ってもらえる番組で良かったな、と思います」としみじみとつづった。

 「テレビって、やっぱり視聴率なんですよ。そこだけに縛られるのはイヤなんですけど…。ということは、視聴者の方がいないと、テレビってやっていけないんですよね。ボクやスタッフがいくら頑張っても、視聴率が悪ければ番組って終わってしまうんですよね」と、視聴率が重視されるテレビの現状に複雑な思いを明かしつつ、「だけど、ここまでやれたのは、ホントに皆さんのおかげだと思っています。感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました!!」と締めくくった。