フジテレビの宮沢智アナウンサー(27)が、13日スタートの新音楽番組「Tune」(金曜深夜2時25分)で、レギュラー番組初の単独MCを務めることが決定した。4日、同局が発表した。

 宮沢アナは12年に入社し現在、朝の情報番組「めざましテレビ アクア」(月~金曜午前4時)の木、金曜MC、「スポーツLIFE HERO’S」の土曜を担当。過去には「すぽると!」やリオデジャネイロ五輪中継など、主にスポーツ番組で活躍してきた。音楽番組を担当するのも、今回が初めてとなる。

 「Tune」は、「金曜日の深夜にホットな音楽情報を」がコンセプトで日本のロック、アイドル、アニソン、ダンス系、ヒップホップだけでなく、洋楽からクラシックまで旬でメジャーな人気アーティストを幅広く紹介。邦楽洋楽の最新ビルボードチャートを利用したランキングを紹介し、番組独自の視点でプッシュ楽曲を届けるだけでなく、ゲストのプライベートな音楽情報もピックアップする全方位型音楽番組となる。

 宮沢アナは初となるレギュラー単独MC、音楽番組への挑戦について「音楽という全くこれまでにやったことのないジャンルでしたので正直ビックリしました。…という感じでした(笑い)。私にとって新たなチャレンジですので、不安、驚き、うれしさの3つの要素が同時に湧き立ちました!」と驚き、意気込んだ。

 番組のウリは、旬で話題のアーティスト1組をマンスリーゲストとして招待し、音楽初心者の宮沢アナがプライベートな素顔と魅力を、ユニークな切り口で引き出す明るいトークだ。記念すべき第1回のゲストには、6人組ダンス&ボーカルユニット・EXILE THE SECONDが登場。「今、気になっているHOTなこと」をテーマに、メンバーのハマっていることを中心に、夏のマル秘エピソードが飛び出す。メンバーのムードメーカーが披露したあるパフォーマンスによって、スタジオには思わぬ爆笑チューンが響き渡る!?

 宮沢アナは収録を終え「収録時間の感覚がないくらいずっと緊張していました。自分のことでいっぱいいっぱいで、しっかり進行できたのかわかっていないです(笑い)。ゲストのみなさんが大人の対応をしてくださったので、途中からは司会として自信を持って収録を進めることができました」と語った。

 そして「1番はゲストの方々の魅力を最大限に伝えられるようなトーク展開をしていきたいです。ゲストの音楽の魅力を引き出すことに加えて、くつろいだアットホームな空間を私が作ることで、楽しんで自然な形でプライベートトークをしてもらえるよう努めていきたいと思います。アーティストのみなさんが『Tune』に出たいと思っていただけるような番組作りを頑張っていきます!」と意気込んだ。